元公務員が教える公務員の勤務の実態 定時で帰らない4つの理由
公務員は定時で帰って楽な職業だという世間の認識は間違ってはいませんが、全ての公務員がそうではありません。
昔は定時で帰るのが普通でしたが現代社会では定時に帰る公務員はほとんどいません。
定時に帰らないのにはある理由があります。
元公務員として某市役所にて勤務した経験をもとに公務員の勤務時間帯と定時で帰らない理由をご説明いたします。
目 次
1.公務員が定時で帰らない理由
私の経験からいうと【定時になぜ帰らないのか?】その理由は、次の4つ
①残業代を稼ぐため
②仕事が本当に忙しくて帰れない
③家に帰りたくないから(家庭がうまくいっていない)
④職場内不倫
理由から見てもわかるとおり、本当は定時に帰れるのに意図的に帰ろうとしていないことがわかると思います。
確かに定時に帰れば家庭的にはいいことですが、公務員は仕事も楽でストレスがあまりないのでよからぬ事を考えたり、余っている時間外の時間を家庭サービスには使わずに、自らの趣味や娯楽のために残業代を稼いだり、不倫をする時間に使ったりします。
1.1公務員の勤務時間
公務員の勤務時間は朝8:30から午後5時15分までとなっています。
これは一年中変わることはありません。
途中お昼休憩が1時間ありますので実質の労働時間は7時間45分となります。
1.2公務員の残業代
一般的には公務員は5時には家に帰っていると思われがちですが実際は違います。
5時に帰る人は皆無です。まれにそういった人もいなくはないですが本当に少ない。
公務員のほとんどが1時間程度のサービス残業かがっつり残業するパターンのどちらかです。
公務員は残業で家を建てることもできるぐらい高額の残業代をもらえます。
仕事が忙しくなくても職場にいるだけでどんどん残業代が稼げます。
月の残業代が基本給を超えることもざらにあるくらいです。残業代が簡単に貰える状況なのに残業をしないわけがありません。
ちなみに私の場合、公務員時代に毎月20万から30万の残業代を貰っていました。
だから公務員はみんな帰る時間が遅いんです。
残業で家を建てる方法について、詳しくは下記の記事をご覧下さい。
1.3本当に仕事が忙しい場合もある
残業を無理やりしている場合はさておき、時期によってもしくは部署によって仕事の量は違いますので、忙しい時は本当に忙しいので家に帰る時間は遅くなります。
例えば予算編成時や年度末などはすごく忙しくて、午前0時をまわることも多いです。
もちろん、その場合もきちんと残業代はつきます。
公務員の職場は忙しくない部署は本当に忙しくなく遊びみたいなところもありますが、忙しいところは激務でうつ病を患う職員も数多くいました。(私が在職中の時に)
1.4 夫婦仲が悪かったり家庭がうまくいっていない場合
奥さんとの仲が悪くなっていたり、子供のこととかで家庭がうまくいっていない時にわざと早く帰らずに、職場で時間をつぶす場合があります。
このパターンは、私が公務員として役所で勤務していた時に多く見られました。
1.5 職場内不倫
公務員は本当に不倫が多いです。
理由は一つ!仕事が暇だから恋愛(職場内不倫)に走る!
公務員である夫が常に遅い時間に帰宅する場合は要注意です。不倫の可能性大。
(本当に忙しい時もあるので100%ではないですが)
実際に私が勤務していた市役所では数百人規模の職員が勤務していましたが、30人ぐらいが職場内不倫していました。(全職員の10%程度が不倫)
勤務時間内に職場内でどうどうと抱き合ったりしている事は日常茶飯事でした。
2.公務員は給料は安定しているが勤務時間は多い
公務員の給与は安定していてるし、他の職業と比較しても決して低い給料ではありません。公務員の職種も様々ですが、特に警察官や刑務官、官公庁運営の病院の看護師、教師などの勤務時間(労働時間)は一般の公務員と比較すると多いです。
公務員の職種の中で一番勤務時間の短い職業は官公庁役所の一般行政職です。
上記で説明したとおり、定時で帰れるのにあえて帰らない職員もかなり多く存在していますが、実際は帰ろうと思えば帰れるのです。
3.まとめ
公務員の勤務時間帯は朝の8:30~夕方5:15まで。
公務員は定時に帰っていると思われがちですが実際は違います。
ほとんどの職員が定時にあえて帰っていません。定時に帰らない理由は次の4つ。
①残業代を稼ぐため
②仕事が本当に忙しくて帰れない
③家に帰りたくないから(家庭がうまくいっていない)
④職場内不倫
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