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公務員の年末年始の実態

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公務員の年末年始は一般企業とは一風変わっているところがあります。

なかなか外部には情報がまわっていないため、年末年始の公務員の職場の状況や休暇等については一般の方は知らない場合がほとんどです。

元公務員として某市役所にて勤務した経験をもとに年末年始に焦点をあてて詳しく実態をご説明いたします。

 

目 次

 

1.公務員の年末の実態

公務員の場合、年末はカレンダーの暦どおりでして、2019年ですと12月27日(金)が最後の勤務日となります。年末最後の日には、本庁舎や関係施設への飾りつけや公用車の洗車、庁舎の清掃などが行われます。

私が勤務していた市役所はっきり言って年末最終日は窓口業務以外はほとんどの職員が事務をせずに過ごしていました。(清掃や催しの準備で事務ができませんでした)

 

最近はなくなりましたが、私が入庁した時はお雑煮やお酒が午後から職員に振舞われたこともあります。お酒がふるまわれるなんて現代では考えられないことです。

 

 清掃と飾りつけが終わると、夕方ごろに御用納めと呼ばれる行事が行われます。

簡単に言うと市長や首長からの訓示があるのです。

私が勤務していた官公庁は比較的大きな市役所でしたので、内部放送での訓示でしたが、小さいところは幹部職員を集めて訓示が行われているようです。

 

どういった話がなされるかというと、1年間を振り返った総括や翌年度に向けた心構え、年末から年始にかけての休暇中の心構えなどの話がメインです。

 

2.年末の最終出勤日はやる気なし

年末再度の出勤日はどの職員も仕事に対するやる気はゼロです。

「明日から休みだから何しようか」と考えている職員ばかりです。

朝からテンションが高く、勤務時間中は休みのことしか考えていないのです。

もちろん最終日は残業をしない職員が大半で、夕方5時過ぎには足早に退庁します。

 

3.頼み事をするなら年末の最終出勤日を狙う

役所への何か頼み事がある場合は、御用納めの日がいいです。

最終出勤日の御用納めの日の翌日は長期休暇になるため、職員のテンションは高く、機嫌もいいので頼み事を聞いてくれる場合が多くあります。

 

行政サービスの関係で日ごろ抱えている問題は年末の日に相談すると快く聞いてくれる場合が多いですので一度試してみて下さい。

 

4.公務員の年始の実態

年始の始まりは2019年であれば1月6日(月)です。

2019年は休日が例年より多く、9日間の正月休みとなりました。

長い休みだったため、公務員にとっては最高の年になったことでしょう。

(今や公務員ではない私には関係のないことですが)

 

年始の始まりは御用始めと呼ばれ、年末と同様に市長や首長からのありがたい訓示があります。年度末に向けての心構えなどについての話がメインです。

年始は年末とは違いそれ以外の催しはありません。

もちろん職員のテンションは低い状態で、仕事のやる気もない一日です。

 

長い休み明けで職員のやる気もありませんので、年始の御用始めの日には役所へは行かないほうが無難です。やる気のない職員と話しをしても腹が立つだけですので、できたら年始は避けるようにしましょう。

 

年始も年末同様、残業する人はいません。

休み明けでやる気ゼロなので足早に夕方5時過ぎには退庁します。

 

5.まとめ

公務員の年末年始の休みは暦どおり。

2019年は12月28日~1月5日までが正月休みでした。

年末の最終出勤日は御用納めと呼ばれ、日常業務はせずに庁舎の飾りつけや公用車の清掃などが行われます。

午後からはお雑煮が振舞われたりするところもあって、一昔前はお酒も職員に振舞われていた時もありました。現代ではさすがにお酒はないですが。

 

年末最終日の御用納めの日は職員のテンションも高いので、行政サービスで日ごろ抱えている相談事がある場合はこの日にすると快く聞いてくれる場合が多いです。

 

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