元公務員が教える必ず役に立つ有益な情報

元公務員が教える公務員の実態や生活の役に立つ有益な情報を提供

民間企業から公務員に転職する上で大切な3つのポイント

つのf:id:king77777:20200116112922j:plain

給与も安定、倒産することもクビになることも全体にない。

時代が変わっても人気職業の公務員。

そんな人気職業の公務員にどうやったら転職できるのか?

ここでは、元地方公務員採用担当の経験をもとに、民間企業から公務員に転職するための効果的な手法を説明いたします。

 

目 次

 1.公務員へ転職する方法

f:id:king77777:20200116113707j:plain

民間企業から公務員への転職は、一般の受験者より有利です。
公務員になるためには公務員採用試験に合格する必要がありますが、地道に努力して勉強すればそれほど難しいものではありません。

 

1.1公務員へ転職するための採用試験について

公務員になるためには希望の職種の採用試験に合格する必要があります。

一般公募の採用試験を受験するよりも、民間経験者専用の公務員採用試験を実施している場合の方が合格率は上がりますので、まずは民間出身対象者の試験を実施している採用試験を検索して下さい。

 

ネットで【民間 転職 公務員採用試験】と検索すれば見つかります。

 

合格するためには、公務員専門学校に行くか独学で勉強するかのどちらかとなりますが、試験内容の難易度はそれほど高いものではないので、地道に時間をかけて勉強すれば問題ありません。

 

1.2採用試験に向けての勉強

採用試験はなんとかなると言いつつもやはり一定の勉強時間は必要です。

少なくとも半年、可能であれば1年間の勉強時間が必要です。継続して勉強すれば難易度はそれほど高くないので合格の道は開けてきます。

 

独学で継続して勉強が難しい方は、公務員専門学校をおすすめしますが、民間企業に勤めながら学校に継続的に通うのは難しい方も多いと思いますので自分に合った勉強方法を選択して挑戦してみて下さい。

 

1.3面接試験に向けての対応

f:id:king77777:20200116154241j:plain

元公務員として採用担当の経験をもつ私の経験では、民間出身の方は面接には強い印象を受けました。一般の受験者よりもはるかに面接官へのうけは良いです。

事実面接裏では「やっぱり、民間企業出身は違うよな~」という好印象の声をよく耳にしましたので間違いありません。

 

先入観のようなもので、公務員にはない発想と積極性が既に民間の方には備わっていると思い込んでいますので。

 

面接では自分の思った考えを積極的に話してみて下さい。注意すべき点は天狗になってしゃべらないことです。ここが重要です。生意気なやつだと思われてももったいないですから。スタート時点で民間出身者というだけで優位に立っているのがもったいない結果となってしまいます。

 

2.公務員採用試験受験の年齢制限

昔は公務員採用試験の受験年齢の上限は30歳までが通例でしたが、最近では幅広い年齢層を受け入れるために50歳を上限にしている職種もあります。

転職を考えるのが遅すぎたとは考えずに一先ずネットで検索してみることをおすすめします。

ちなみに私が以前勤務しておりました市役所では45歳が受験の上限でした。

 

3.民間企業からの転職はどうなのか?

冒頭でもご説明しましたとおり、一般の受験者よりは有利です。

採用担当や面接官の印象は非常に好印象です。民間出身者の方に期待を寄せているからです。有能な人材を行政も求めているのです。

 

1次試験の筆記試験を突破するとかなり合格率は高いと言えるでしょう。

面接では、民間企業で培った発想を発揮して頂くだけでOKです。

 

私が勤務していた某市役所にも民間企業からの転職組がいましたが、職場での受けも非常に良かったです。普通の公務員よりもよっぽど気が利いてスキルもあるし、言うことなしです。ですので自信をもって転職をおすすめします。

 

4.給与の民間企業との比較

大手の企業と比較すると公務員の給与は決して高くないですが、低くもないです。

生涯年収は3憶円は越えますし、退職金も3千万近くもらえます。

給与以外でも公務員は福利厚生が手厚いですので、トータル的にみると民間企業よりも待遇は良いのではないかと私は思います。

 

5.仕事は民間に比べて楽なのか?

これもよく聞かれる質問ですが、結論からいうと楽です。私は民間で働いた経験もあるのでわかるのですが、はっきり言って民間とは比較にならないぐらい仕事は少ないし楽です。そもそもノルマもないし、売り上げとかにも影響するものでもないので。

 

あとは非常に有給休暇がとりやすいです。子供や家族のことで休むとなるとかなり休みやすいです。連休で有給をとるのはあたりまえですし、子供の参観日や看護でも休み放題です。有給は年間で40日あるのですが、けっこうな割合で完全消化している職員が大多数です。

 

6.まとめ

給与は安定、解雇や倒産もない公務員へ転職する方は増加傾向にあります。民間企業から転職される方も多い世の中ですが、転職へのハードルは決して高くありません。むしろ一般の受験者よりも民間企業出身者のほうがうけがいいです。

受験の年齢制限も高くしている採用職種も数多くあるのでネットで検索して受験する職種を選択してください。

公務員採用試験は決して難易度の高いものではないので継続して勉強できる体制を作りましょう。独学でも結構ですが、公務員専門学校を利用するのも一つの手段です。

 

ブログランキングに参加しています。

宜しければ以下のボタンのクリックをお願いいたします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村