公務員試験に合格するための面接対応に必要な3つのポイント
公務員試験に合格するうえでは筆記試験対策は重要ですが、面接試験の対策も非常に重要です。いくら筆記試験が満点でも面接でへんなことを言ったり、自我を出し過ぎると不合格となってしまいます。筆記試験はかなり高得点なのに面接で印象の悪くなるような発言を連発して結果的に不合格となった事例を何人も見てきました。
某市役所にて採用担当を担った経験をもとにどうやったら面接に受かるのか、合格するための面接での重要なポイントは何かをご説明いたします。
目 次
1.合格できる面接の重要な3つのポイント
公務員採用試験への対策は筆記試験のみにとどめている方が大多数ですが、実際は面接の対策も非常に重要です。確かに合格のカギは一次試験の筆記試験が握っていますが、2次試験の面接も大事なのです。面接をあまく見ていたらせっかく筆記で高得点を出しても意味がありません。
面接は一次試験の合格者から変な奴をふるいにかけて落とすための手段です。以下に合格するための面接対策の重要ポイントをご説明いたします。
1.1面接の練習は絶対必要
筆記試験のみの対策では公務員採用試験を突破することは不可能です。
大手の公務員専門学校に通っている方は面接も併せて対策することができますが、独学で勉強している方の多くは、全く知識ゼロの状態で面接に臨んでいます。何の対策もとっていなければほぼ間違いなく面接で落とされます。
独学で勉強している方も絶対面接の練習はする必要があります。
ネットで検索すると公務員面接対策の本が多数出版されているので、それをもとに面接の練習を繰り返し行いましょう。
1.2変な態度や変わった返答はNG
公務員採用試験の面接で一番見られているのは人物像。つまりあたなの人柄や性格です。少しでも「あーこいつ変わってるな」と思われたら終わりだと思ってください。公務員採用では変わった人=個性的な人を嫌う傾向が強いです。
質問への答えは世間一般的な答えでいいのです。無理に自我を出し過ぎてもいけません。答えるときははきはきとしっかりとした口調で丁寧に答えて下さい。
私は某市役所で採用担当をしていた時期がありましたが、変わった返答をする人を何人も見てきましたが、100%不合格でした。
要約すると公務員採用試験の面接で個性はいらないということです。
1.3自分のやる気を見せることが大事
質問に対しては普通の答えでなんら問題ありませんが、さきほど記載したとおり変わった個性は必要ありません。しかし、やはり他の受験者との差をつけるためにはあなたのやる気を見せなくてはいけません。
「私が公務員に採用されたら〇〇なことに情熱をもって国民や住民のために尽力したい」的な。
ここは嘘でもなんでもかまいません。目的は面接を突破して合格を勝ち取ることです。
採用側は公務員としての美しい人物像を欲しがっています。
とにかくあなたの公務員としてのやる気や情熱を説明して下さい。
2.面接裏の事情
面接中もそうですが面接が終わってからも面接官同士の情報が飛び交っています。採用担当時に私がよく耳にした言葉は
①あいつ変わったやつで採用すると危ない
②頭はいいようだけどちょっと変わってる
③受け答えがはっきりしてなくて緊張しすぎていて危なっかしい
④質問への返答が遅く、信用性がない人格だ。採用してもすぐにやめそうだ
⑤個性が強すぎて、採用されてから問題を起こしそうだ
こういった面接官の感想を見るとやはり公務員に個性はいらないという事です。
公務員に危険そうなやつはいらないのです。
面接では積極的にはっきりとした返答が大事ですが個性を出し過ぎると危険です。
3.筆記試験でトップでも不合格
何百人という受験者の中で筆記試験がトップでも面接の印象が良くなければ当然不合格となります。私はそういった人を何人も見てきました。
色何な公務員採用試験の筆記はすべて突破しているのに最終で不合格となる人がかなりいますが、面接の対策をしていないかよほど人格的に変わっているかです。
ですが、心配することはありません。何度も練習を積み重ねれば絶対合格の道は開けてきます。演技でもなんでもいいんです。面接の時に違う人格を形成してもいいです。
合格するためには筆記と合わせて面接対策も重要なのですから。
4.まとめ
公務員採用試験は筆記試験も大事ですが面接も同じぐらい大事です。何も難しいことはなく重要なポイントを押さえておけば必ず合格を勝ち取ることができます。
公務員採用の面接で重要なポイントは以下の3点です。
①面接の練習を絶対しておくこと
②変な態度や質問への変わった返答はNG
③他の受験者との差をつけるために自分のやる気(公務員としての)を見せること
この3つのポイントが面接で合格を勝ち取るために重要です。
そして一番大事なのは、何回も言いましたが、個性を出し過ぎないことです。個性はあってもいいですが、出し過ぎると悪印象となります。そんな強い個性を公務員には求めていません。
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