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絶対生える!4つの薄毛対策の効果を検証

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以前は公務員として市役所で接客対応も日常的だったため、どうしても身なりには気を付けていました。

薄毛に悩んで20年。発毛剤、育毛剤、カツラ、植毛等様々な体験をもとに、どうすれば薄毛を改善できるかを記載させて頂きます。

結論から言うと私の場合、発毛剤では抜本的な改善が見込めませんでしたので、植毛で薄毛の改善に成功しました。

 

 目次

  

1.薄毛のはじまり

髪が薄くなってきていると感じたのは、大学4年の時。
衝撃的で信じられず素直に事実を受け止める事ができなかった。

いつもどおり夜にシャワーを浴びて洗髪し、目の前の鏡にふと目をやると、前頭部右の髪の毛がかなり抜けてきて薄くなっているのに気づきました。

 

なんだこれは??いったいどうなっているんだ!

状況が理解できない。呑み込めない。

この時からの誤った対処方法が後のハゲ人生を決定づけたといっても過言ではない。

髪をゴシゴシ洗っていたから抜けてしまったんだという誤った認識。

 

髪を洗うと髪が抜けてしまうのではないかという恐怖心から、その次の日から薄くなった箇所を洗うのをやめて、洗髪も3日に一回に変更しました。

 

元々、髪質はゴワゴワタイプだったことから、髪を洗わないことで艶がでてきたことに満足していました。(これが薄毛には良くなかった)

 

2ヵ月ほどその洗髪頻度を保って生活。

久々に額の髪の毛を上に上げて薄かった箇所を確認すると、、、

前よりもかなり薄くなっているではないか!!!

この時は更に気持ちが落ち込んだ事を覚えている。

 

若干22歳の若い年齢の自分がなぜハゲなければいけないのか?

周りの同級生達は髪の毛がフサフサなのになんで自分だけがこんな目に合わなければいけないんだ!

 

2.ハゲとの戦いの始まり

この日からハゲとの戦いが始まった。

当時は学生だったこともあり、薄毛対策の情報量も少なく、どうしていいかわからない状態でした。

最初にとった行動は、近くの薬局に発毛剤を探しに行くこと。

店員に尋ねると、勧められたのは、リアップでした。しかもミノキシジル1%の。

今では5&、10%が手に入るが、当時はミノキシジル1%の含有商品しかありませんでした。当時の一本当たりの価格は確か5千円ぐらい。

学生にしては高価で高い買い物だったが背に腹は変えれないのでとりあえず購入して試してみた。数日試してみたら、

 

頭がー!

めちゃめちゃ、

かゆい!しかも、頭皮が赤くなってるじゃないか!

 

最悪だ。拒否反応なのか、身体に合っていないようだ。

しばらく我慢して使い続けてみましたが薄毛の改善にはいたりませんでした。

リアップは半年以上の継続利用が原則のようだが私には全く効果がありませんでした。結果的にリアップは出費が嵩んだだけで終了。

 

その後薄毛は徐々に進行し、学生生活が終わり、若干薄毛のまま社会人へ突入することとなる。

 

3.薄毛がバレる

23歳、就職先も決まり、出勤初日、ある先輩から一言、『お前、頭薄くなってるから気をつけな』

 

はぁー?

 

意味わかんないんですけど!なんで入社初日にお前なんかに髪の毛のこと言われなきゃならないんすか!心の中でこう叫びたかった。

 

はっきり言って、こっちはハゲたくてハゲてんじゃねーんだよ!

 

初日なので声には出せず、心の中でそう叫んだことを覚えています。

社会人生活にも慣れてきた頃、職場の飲み会があったので参加すると、、、

ある同僚の女性職員が、私のほうを見て一言、

 

「だいぶ薄くなってきてるけどだいじょうぶぅ~?」

(※完全に爆弾発言!!)

 

空気の読めないこの言動にまわりは当然ドン引きモード。

正直、どうしていいかわからずに懸命に話をそらそうとしたのを覚えています。

同時に私の今までのコンプレックス意識が更に増幅した瞬間でもありました。

そして、この日を境にある決意をすることとなる。

 

絶対にどんな手を使ってでも髪の毛を元の状態に戻してやるという決意。

当時、かなり仕事が忙しかったが、なんとか時間を作り、髪の毛を増やすために某大手Aヘアサロンに足を運んだのだ。

4.ヤバ過ぎヘアサロンの実態

某Aヘアサロンはとあるビルの3階にあったが、入り口の扉にひ特に目立った看板や張り紙がなかった。これは他人に見られたくない、知られたくないという来訪者の意識への配慮だと考えられます。

 

受付は特になく、1人の責任者のみが在中し、対応してくれることとなった。簡単なカウンセリングが終わると、担当者は、一言、

 

『これはかなり頭皮の状態がヤバイですねぇ、このまま放置しておくと大変な事になりますよ』

 

(えっ?そんなにヤバイ状態なの?)

 

担当者は、近くにあったホワイトボードにおもむろに、何やら項目と金額を書き出して、

 

『えーと、育毛と発毛で大体これぐらいの金額になりますね』と一言。

 

目の前のボードに書かれた金額の総額を見ると、

 

『200万!』 嘘だろ??高すぎだろ!

ぼったくりじゃねーか!こんな金額誰が払えるんだよ。

 

担当者が少し席を離れた瞬間に怖くなって私はそのサロンを飛び出した。噂には聞いていたが、まさかこんなに高いとは思ってもいませんでした。これじゃーほとんど弱みにつけ込んだ詐欺と変わらないじゃないか。

 

この大手Aヘアサロンは諦めて、もう一つの某大手のBヘアサロンへ行ってみる事にした。サロンはさっきのサロンと一緒でビルの5階にありました。

 

ここは先ほどと違い、きちんとした受付もあり、対応も良かった。簡単なカウンセリングが終わると、頭皮チェックがあり、小型カメラのようなもので頭皮を写し、モニターにその画像を映し出した。カウンセリング担当者は一言、

 

「わかります?かなり頭皮の毛穴に脂が溜まってます。これでは髪の毛が成長の途中で全部抜けてしまいますよ!」

 

結構強い口調でこう言われた。

(うーん、そうなのか、まさかこんなに皮脂が溜まっているなんて。どうしたらいいんだ。)

自分で言うのもなんだが、私は気が弱く、言われると言葉で反抗できない性格だ。そうこうしてるうちにカウンセリングが終わり、一旦その担当が引っ込むと、責任者(支店長?)があらわれた。

 

開口一番、一言

でっ、どうしますか?このままだったら全部抜け落ちますよ!あなた、どうするつもりですか?』

 

まるで取り調べ中の犯人みたいな扱い。

かなり上から目線で恫喝ぎみでした。

この瞬間、私も半ば押される形となり、一先ず増毛コースと育毛コースをお願いすることにしました。

 

増毛コースは、二千本の増毛、育毛コースは簡単に言うと頭皮洗浄とマッサージを行いのみ。総額で20万ぐらい。

 

増毛は、実際に生えている自分の髪の毛に人工毛2、3本をくくり付けて無理やり髪の量を増やす方法です。人間の頭髪は、10万本〜13万本と言われているので、いかに2千本の増毛が少ないものかがわかると思う。

しかも無理やり自毛にくくり付けていくので、施術中は痛みがかなりありました。

この行為は、はっきり言って自毛にはかなりのダメージがあるなと感じた。

施術は1時間ほどで完了したが、目の前の鏡を見て愕然としました。

 

(何にも変化がないじゃないか。前と何にも変わってないし、髪の毛増えた感じ一切なし!)

 

はっきり言って、増毛はやるだけ無駄です!

本当に金の無駄なので絶対やめておいた方がいいです。

 

さて、育毛コースはどうかと言うと、こちらは頭皮洗浄とマッサージなので、非常に気持ちはいいが、一回あたり1万円はとられるので、こちらも効果はないのでやめておいたほうがいいです。 

増毛と育毛コースをやった結果、以前と比較して、頭皮や薄毛の状態は全く改善されなかった。金の無駄でした。

 

5.カツラってどうなんだ?

コースが完了すると、担当者がいっその事、カツラはどうかと半ば強引に提案してきました。色々と悩んだ結果カツラの購入を決めると、一旦、カウンセリングルームへ移動する事となりました。

 

すると、カウンセリングルーム内にヘンテコなそして今まで見たことのない機械が運び込まれてきた。これは何ですか?と聞いてみると、「頭のサイズを計測する機械です」と答えた。イメージで言うと、美容院にあるパ-マをかける丸っこくて頭にかぶるやつです。

 

計測は数分で終了し、次に透明のゴム質のクリアカバーみたいなやつを頭に被せられて、その上からマジックで同じくカツラの型どり?的な作業が行われました。全ての作業が終わると、遂に価格の提示です。

 

金額は1カツラあたり¥600,000也

 

高すぎるようだが、相場もわからないため、とりあえず納得し、カツラローンを組むことにしました。(3年ローン)

カツラのメリットは、一気に薄毛が改善する点。デメリットは、月一回のメンテナンスが必要な事とカツラだとバレないように他人の目を気にして生きていかなくてはいけない点、そして耐用年数が2年と非常に短いため、費用がかなりかかる事。

 

カツラを仮に三十年付けるとすると、

 ○カツラ代が60万×15カツラ=900万

 ○メンテナンスが1万×360回=360万

なんと、合計1,300万近い出費となる!

 

普通に高級外車が買える値段です。

本当に馬鹿げた話だが、そう言う私もカツラなので、完全否定はするつまりはありません。カツラは高価な買い物ですが、その分、今まで抱えていたコンプレックスら一気に解放される魔法の道具なのだから。

 

カツラを付けるまでは、ハゲていることを気にして、残っている髪の毛で懸命に薄くなっている箇所を隠していました。精神的にも苦痛な毎日で、自分に自信が持てなかったのも事実です。

 

カツラということが他人にバレていないかというストレスもあるが、付けていなかった時と比較すると、精神的には随分楽になったので、私自身はカツラにしたことを後悔していません。(とは言っても、2年に1回の買い替えはかなりの出費ですが。)

 

また、昔とは違い、現在のカツラは非常によくできていて、見た目も自然(古いタイプのものは、あっ!この人カツラかもと思われるレベルの品質ですが)で通気性を重視した、軽量メッシュタイプのものまであります。

 

あと、余談ですが、カツラにも自宅メンテナンスが必要でして、専用の洗剤え毎日やさしく洗う必要があります。(まー仮に毎日ではなくても1週間に1回でもさほど影響はありません。私がそうです)

 

カツラを付けて職場に初出勤する時は、バレないかどうか本当に心臓がドキドキしましたが、まだ自毛もかなり残っていたこともあり、同僚にも気づかれずにやり過ごすことができました。現在もカツラの状態ですが、周りにはたぶんバレていません。

 

カツラの他に、以前CMでかなり話題となったヘアコンタクト的なやつも試してみました。その名のとおりコンタクトレンズのように頭皮に人口毛髪を張り付けるといった増毛方法です。

頭皮にボンドのり?のようなものを塗り、そこに毛髪シートを張り付ける感じですが、かなり吸着力が強く、手で毛髪を引っ張ってもびくともしないぐらい頑丈な商品です。見た目もかなり自然でした。

 

ヘアコンタクトの欠点を挙げると、やはり価格が高いことと、自毛がまだ残っている場合は、髪の毛が伸びるにつれて、貼り付けたシートが浮き上がってくるといった点です。なので2週間~3週間に1回は貼り換えが必要です。

 

もう1点、貼り付けている間は洗髪が困難といったところです。頭を洗えないので非常にかゆくてたまりませんでした。ですが、非常に頑丈なため、水泳が可能で、台風時やちょっとやそっとの風では影響が皆無な点がいいところです。

 

6.発毛剤の効果を検証 

カツラを付けはじめて1年経過しようとした頃に、カツラを付けていることへのコンプレックスが芽生え始め、なんとか外せないものかと毎日悩む日が続いていました。

そこで、薄毛を根本的に改善することを目標に掲げ、カツラを外せる日を夢見て、発毛剤を試してみることとなりました。

 

まず初めに試したのが、ロゲインとプロペシアです。

ロゲインは、リアップをはるかに凌ぐミノキシジル含有量があり、発毛を促進させる商品として当時から注目されていました。

 

当時のリアップはミノキシジル1%配合でしたが、ロゲインは海外輸入が必要ですが5%~10%のものがあります。当然、含有量が多いほうが効果はありますが、その分吐き気やめまい等の副作用を及ぼす確率も高くなってしまいます。

 

プロペシアは、フィナステリドと呼ばれる脱毛ホルモンを抑制する物質が含まれた薬剤で、こちらは塗るタイプのロゲインとは違い、飲むタイプの薬剤です。

 

ロゲイン、プロペシアの双方を試してみましたが、やはりかゆみに襲われて一旦処方を中止しましたが、もう1回チャレンジしようと決意し、数ヶ月頑張ってみました。

処方開始から最低6ヶ月は必要とされているので、その期間以上に試した結果、産毛が生えて頭頂部に若干に改善が見られましたが、髪の毛が増えてと感じるほどではありませんでした。

 

こういった治療薬の効果は本当に人それぞれで、かなり発毛する人や、全く効果がない人もいます。しかし、様々な体験談を見ると効果が全くないというわけではありませんので一度試してみる価値はあるかと思います。

 

ロゲインは海外輸入品ですので、ネット通販を展開している薬局で購入する必要がありますが、ロゲインに含有されている飲むタイプのミノキシジルタブレットプロペシアは、AGA治療を行っている病院で処方してもらえます。

ちなみに私は、ネットで後発剤=ジェネリックを安く購入していました(薬局名=オオサカ堂)

結果的に上記薄毛治療薬は私にはあまり?ほぼ効果がありませんでした。

 

現在は、プロぺシアの代わりに新薬のザガーロ0.5mlとミノキシジル(霧吹きタイプ)を試しています。ザガーロは病院で処方可能ですが、1ヶ月1万円ぐらいかかるので、オオサカ堂で販売されている同成分薬のアボダートを購入しています。ネットだと1ヶ月分で3千円で買えてしまいます。

 

このアボダートは、プロペシアと違い、頭頂部だけではなく前頭部の薄毛にも効果があるとされていることから、多くの方が服用しているようです。

 

実際に私も約1年間服用していますが、頭頂部と前頭部に改善が見られます。何も生えていなかったところから産毛が生え、それから太い毛に成長したものも多くなってきました。

今から、薄毛対策を考えている方、効果を少しでも実感したい方は、ザガーロ=アボダートがおすすめです。

 

7.Harg(ハーグ)療法は効果があるのか?

発毛薬に続いて、調べていくうちにHarg(ハーグ)療法というものにも行き当たり、こちらも試してみました。

この療法は、頭皮下に直接幹細胞から抽出した成長因子と成長に必要なビタミン、アミノ酸を混合したHARGカクテルを注入することで毛周期を正常なサイクルに戻し、発毛を促すといった治療方法ですが、全てのAGA治療院で治療できるわけではないので注意が必要です。

 

東京都内ですと複数の治療院が見つかるはずです。私も都内の治療院で治療を行いました。6回ぐらいのカクテル注入で60万円ほどだった気がします。こちらも効果がある人と無い人がいまして、残念ながら私は後者のほうでした。

 

ハーグ療法は、効果のある人には絶大な効果がありますので試してみる価値はあります。本当にフサフサになる場合もあります。

 

治療自体はそんなに時間はかかりませんが、注入用の注射器を頭皮に直接刺す時の痛みを取り除くための麻酔注射を数か所打たなくてはいけません。これが痛かった!

 

また、頭皮の感覚が徐々になくなっていくので恐怖を感じました。脳が麻痺したらどうしよう、、、とか。(実際はそんなことはないのですが、あくまでも麻酔は頭皮の感覚を取り除くだけなので)

 

8.一番効果のある薄毛対策は何か

これまで食改善、発毛剤、育毛etc ある程度の考えられる薄毛対策を行ってきましたが、抜本的に薄毛を改善できるものはありませんでした。

フサフサの髪の毛をもう一度取り戻したいという想いは日に日に強まり、ある日私は決心しました。

植毛することを。

植毛は読んで字のごとく毛髪を直接頭皮に植える=移植することです。これなら薄毛を確実に改善できると考えて、勇気を出して遂に実行に移すこととしなりました。

 

植毛すると決めたらまずは施術するクリニック選びが重要となります。ネットで検索すると植毛体験談が見れますので、実績があって信頼でき、且つ施術額が安価なところを選別していきます。最終的に私は二つのクリニックに絞り込みました。

 

まず訪れたのは大手Aクリニック。上述しているヘアサロン同様、ビルの中にあった。入口の自動ドアを開けると待合室が横にあり、正面の受付には女性スタッフが1名。

クリニックは非常に清潔でスタッフの対応も好感が持てました。15分程度待つと、植毛についての詳しい説明がこの受付スタッフから受けました。まさか受付の女性が説明するとは...。

 

あらかた説明が終わると今度は専門医師からの説明がありましたが、これがうさんくさかった!私の薄毛の状態を医師が確認すると、

『えーとですねぇ、これだと1回、いや2・3回植えちゃって。そんな感じで良くなるんじゃない?300万ぐらいかなぁ』

 

(どんな説明だよ??適当過ぎるだろ!本当に医者かよ??)

 

疑心暗鬼になりつつも、女性スタッフがしつこいため、植毛手術前に必要な血液検査だけ行うこととなりました。結果は問題ありませんでしたが。このクリニックにはあまりいい印象を持ちませんでしたので、もう1つのクリニックを訪問することとなりました。そこは植毛業界ではかなり有名で実績もある

親和クリニックです。

 

このクリニックは、ネットでの体験談や評価も非常に良かったのでかなり気になっていました。入口を入ると待合の席が右側にあり、向かって左側に受付がありました。受付をすませると、女性スタッフの方が、「お飲み物はいかかですか?」と聞いて下さるようなとてもサービスの良いクリニックです。

 

30分程度待つと、スタッフからの簡単なカウンセリングがあり、希望の植毛本数をお伝えしました。今だとモニター価格での植毛が可能だということもあり、話は前向きに進むこととなりました。カウンセリングが終わると、次は医師からの説明です。

 

スタッフ同様、医師も非常に感じが良く、素人にもわかりやすく丁寧に植毛の全体像から手術内容まで説明してくれました。(とても安心して話を聞くことができました)

手術費用は、前もって調べていたので驚きませんでしたが、やはり高額でした。ですが、カツラのように買い替えも必要なく、なんせ自毛を移植(うつし変える)するのだからメンテナンスフリーなところが大きなメリットと言えます。

 

 移植総本数 5,400本移植本数は、2,700クラフト(1クラフト=2本)

 費用総額  250万円(医療ローン金利込み)

 

私の場合は、モニター価格なので割引がありますが、通常はもう少し割高となります。

モニターにも下記3種類があり、

 ①CMや出版物への顔写真掲載

 ②雑誌のみ写真掲載

 ③顔写真なし、移植部分のみのクリニック内での資料提供

露出が高くなることに比例して割引率もアップします。(私は③を選択しました)

 

手術日程が決まると、遠方だったため前日入りし、ホテルに1泊しました(ホテル代、交通費はクリニックが負担してくれます)

私の担当医は植毛業界では日本一と呼ばれる凄腕のドクターでした。何が凄いかと言うと、通常だと1回の植毛では2,000本~3,000本が限界なのですが、このドクターであれば、1万本の移植も可能とのことです。

 

さぁ、いよいよ手術当日です。ホテルからクリニックを訪れると、手術室横の待合に通されました(リクライニングソファ付き)

40分ぐらい待つと手術室に案内されました。部屋中にはクラシック音楽のようなものが流れており、リラックスできる空間でとても心地よかったです。

 

手術室に入るとまず初めにうわさどおりの散髪?が始まります。実際は移植元をバリカンで刈り上げる作業です。通常は、髪の密度が高く、男性ホルモンの影響を受けにくいとされる後頭部を移植元にされ、そこが刈り上げられます。簡単に言うと部分的に坊主にされるわけです。

 

刈り上げが終了すると、今度は移植先(薄毛の部分)への麻酔注射です。麻酔が完了するといよいよ植毛開始!

手術中は少し痛みを感じる時もありましたが、途中で寝てしまい、気づいたら手術が終了していました。手術時間は約4時間。

 

手術後は、頭にぐるぐるに包帯が巻かれ、ニット帽を被せてホテルに帰宅。術後の注意点としては、頭に打ち込んだ大量の麻酔薬が顔に下がってくるのを緩和するために、できるだけ冷やしてうつむきにせず、上向きで安静にするようにと言われました。

 

術後に一番気をつけたい点は、先ほど記述した麻酔薬の影響ですが、どんなに気を付けても実際は顔に麻酔薬が下がってきて、まぶたが赤く腫れてしまいます。私も術後3日後にかなりまぶたが腫れてきて、仕方なく仕事を3日ほど休みました。

 

現在、植毛後1年を経過していますが、予後は良好で、前頭部、頭頂部ともに新しい元気で太い毛髪が生えています。

ですが、やはり1回の植毛では満足がいく密度ではないため、あと2回~3回ほどの植毛が必要だと感じています。

仮に3回の植毛だとすると 

250万円×3回=750万円

となり、かなり高額となりますが、一生分のカツラの代金 1,300万円と比較するとかなり安く、しかもメンテナンスフリーの一生ものの価値があるものなので納得も生きやすいのではないかと思います。

 

9.まとめ

薄毛治療や薄毛対策と呼ばれるものは世の中に数多く出回っていますが、本当に薄毛に効果のあるものは限られています。

例えば医学的根拠のないシャンプーや育毛剤などに期待することはやめておいた方が無難です。本当に成果のあるものでしたら多くの方が飛びつき、かなり大きな話題となっているわけですから。

 

発毛剤については、医学的根拠のあるものでしたら試してみる価値はあると思います。ですがそれも万人に効果があるものとは言えませんので過度な期待は持たないほうが良いです。

 

私自身、薄毛に20年も悩み続け、様々な薄毛対策を試してみましたが、どれも効果的なものがなく、結果的に植毛を選択しています。

薄毛改善に関する挑戦は今後も続けていきたいと考えています。

 

また、近い未来では培養技術やIPS細胞関連技術の進歩により、この世から薄毛の人がいなくなる日が必ず来ると言われています。その日が来ることを期待して諦めないよう今後も皆様に有益な情報をお届けできるように情報収集に努めてまいります。

 

ここまで長文を読んで頂き有難うございました。

 

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