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もらい過ぎだぞ公務員!公務員の給料の金額

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公務員っていえば安定して高い給料をもらっているイメージ。

ここでは初任給~平均年収、生涯年収、退職金がどのぐらいかを解説。

 

目 次

 

1.公務員の初任給はどれぐらい?

職種にもよるが、

 高卒15万~18万円

 大卒16万~23万円

これはあくまでも基本給なので、この他に住居手当、通勤手当、扶養手当等が追加される場合もあります。

こうしてみると初任給は一般企業と大差ないか低いぐらいだとお思います。

 

初任給が高い順に職種を並べると

各省庁の官僚・裁判官・検察官>警察・教員>消防>都道府県職員>市区役所職員

>役場職員>保育士 といった感じです。

 

一番の高給取りは、ズバリ エリート官僚!

超超難関の国家公務員Ⅰ種試験を突破したキャリア官僚

東大、京大出身者が多く、頭脳明晰集団の官僚はやはり給料も高いのです。

まー高いといっても初任給は20万円台ですが、なにせ出世すると大変な金額になる。

その話は別記事で掲載予定。

 

余談ですが、仮に夫婦ともに公務員の場合、初任給でも合わせて40万になるので

十分な金額です。ボーナスもありますし。

 

基本的に初任給を含めて基本給は毎年国の人事院が決めています。

人事院は国家公務員の給与を決める機関なので、地方公務員の給与を決める権利はないのですが。お国には逆らえず、結果的に国家公務員に右へならえです。

都道府県は国にならい、地方公共団体都道府県に準じて給与を設定します。

 

仮に国に逆らって独自の給与体系を貫くとどうなるかというと、、、

国からものすごいベナルティーを食らうことになります。

例えば国から毎年配分されている地方交付税の減額など。国の権力は恐ろしいですね。なんだってできちゃいます。だから逆らえないのです。

 

2.公務員はどれぐらい給料を貰っているか?

公務員は年功序列で勤務年数ごとに給料は少しづつアップしていきます。

だいたい年間で1万ぐらいは上がっていきます。

初任給は高くないけど、長い目でみると相当な金額を生涯に受け取れる場合も。

 

基本給はだいたい年齢と同じ数字になっている。

年齢が30歳だとだいたい基本給は30万。

都道府県や市町村職員はもっと安い。この金額からマイナス5万程度。

 

年収で言うと、

 働き盛りの30代で400万~500万

 40代で600万~700万、50代で700~1,200万

という感じ。

夫婦公務員の2馬力だと30代で家庭年収は1,000万にもなる。

40代だと1,500万ぐらい。

 

生涯年収は、2憶5千~3憶

夫婦だと5憶~6憶!

 

自身が公務員の方は生涯伴侶は公務員を選択するのがベストです。

夫婦公務員だと生涯賃金が凄まじく、かなり裕福な生活がおくれます!

※私が公務員だった頃の同僚は大半が公務員同士の夫婦でした。片方だけが公務員の同僚もいましたが、生活の質が大きく異なっていました。

 

公務員の給与についての詳しい記事を下記にまとめましたのでご覧ください。 

www.koumuinblg.com

 

3.公務員のボーナスはいくら?

毎年マスコミで報道される公務員のボーナス。

一般的にはかなりもらっているイメージがあるでしょう。

一流企業と比較したら安い金額ですが、中小企業と比較すると、やはり貰い過ぎと言われても仕方ないです。

 

ボーナスも国の人事院が毎年決めています。

決め方は簡単。任意に企業を選別して、平均支給ボーナスをはじき出してそれに近い金額にするんです。(かなりおーざっぱ)

だからボーナスの支給率は毎年景気にあわせて変動します。

好景気だと上がるし、不景気だと下がる。(若干なので影響なし

 

と冬の年2回もらえるボーナスですが、昔はなんと3回もらえてました。

簡単に言うと2回でいいのを無理やり1/3にして支給していただけです。

金額は、年間で基本給の4倍程度。一昔前は6倍だった時も。

 

公務員1年目は、年間でボーナスが60~80万。

 

20代:60~120万

30代:130万~150万

40代:170~200万

50代:200万~250万

 

一番高いボーナスを貰っているのは、内閣総理大臣最高裁長官

 

公務員のボーナスについての詳しい記事を下記にまとめましたのでそちらもご覧下さい

www.koumuinblg.com

4.公務員の退職金

めちゃくちゃ高い退職金をもらっているイメージの公務員。

実際の退職金はどのくらいか解説。

 

公務員に採用されると、初任給から退職金の一部の積み立て分を給与から毎月天引きされます。実際は、生涯にわたって納めた金額よりかなり多い退職金を貰えますが。

 

勤務年数や職種にもよりますが、退職時点の基本給×60ヶ月分ぐらい

大卒で定年まで勤めたとすると、2,500万~3,500万

夫婦ともに公務員だと多い家庭で7,000万もの金額の退職金を受け取る事となる。

 

 公務員の退職金について詳しく知りたい場合は下記の記事もどうぞ

www.koumuinblg.com

5.まとめ

 初任給こそ一般企業並みかそれより低い公務員ですが、年々勤務年数が増すごとに少しずつ基本給は上がっていきます。30代で400万、40代で600万の年収を得、ボーナスも月給の4倍程度支給されます。

生涯年収一人だと2憶5千~3憶、夫婦ともに公務員だと5億から6億円にもなる公務員は長い目で見るとやはり高給取りだと言えるでしょう。

 

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