元公務員が教える 公務員になるならこの3つの職種がおすすめ!
職業の中でも人気の公務員ですが、公務員にも様々な職種があります。
激務の公務員もありますが、すごく楽なザ・公務員と呼べる職種もあります。
給料は安定しているし、年収もそこそこに良く、クビになることは絶対ないそんな神がかり的な職業が公務員です。
元公務員としての経験をもとに公務員になるならこの3つと呼べるおすすめの職種をご紹介いたします。(おすすめの基準はストレスがあまりなく定年まで安心して働くことができる職種が中心となります)
目 次
1.おすすめの職種
公務員の中で私がおすすめする職種は、次の3つです
1位 国家公務員Ⅱ種・Ⅲ種
2位 都道府県庁一般行政職(初級・上級)
3位 市区町村一般行政職(初級・上級)
おすすめする理由は、
仕事のストレスの程度が低い
職場環境が他の職種より恵まれている
年収が高い
公務員になる理由を「やりがい」にしている場合はこの限りではありませんのでご了承下さい。
1.1国家Ⅱ種・Ⅲ種
ストレスがそれほどなく、仕事も楽で給料が高い行政職ですが、その中でも一番のおすすめは国家公務員の行政職です。
県民や地域住民との接触がほぼ皆無なため、ストレスもなく楽な仕事です。
給与も他の職種よりも高めに設定されています。
(国家公務員Ⅰ種は官僚を輩出する非常に狭き門なので除外します)
国家公務員Ⅱ種(短大以上卒)と国家公務員Ⅲ種(高卒)は試験レベルは地方公務員より上なため、給与を含め優遇されている面も数多くあります。
一つデメリットを上げるなら転勤があって全国の各都道府県に配置されることが多くあります。
1.2都道府県一般行政
国家公務員同様にストレスの少ないのが都道府県庁一般行政職です。
都道府県民との接触はゼロではありませんが、それでもほとんどありません。
行政職の中でも上級職は大卒なので出世するスピードが速いため、より都道府県民との接触がなくなりますのでストレスも低いと考えられます。
高卒の初級は出世のスピードは遅いですが、責任がないのでわりきればやりやすくて楽なポジションです。
都道府県庁の職員は都道部県内の異動はありますが、国家公務員のように全国に行かされるわけではないのでその点は国家公務員よりは良い点だと思います。
1.3市区町村一般行政
国家公務員で他の職種にも楽な職種があって迷うところですが、総合的に考えると3位は市区町村一般行政職となります。
住民との接触が避けれないため、ストレスもある程度ありますが、試験の難易度、仕事の責任や業務量を総合的に考えると恵まれていると言えます。
私自身も某市役所に勤務していましたが、「なんて楽な仕事なんだ」と日々感じて20年を過ごしました。
有給も好きな時にとれるし、給与は毎年適度に上がっていきます。
仕事の量が少ないので、副業もやりたい放題です。
2.職場環境
職場環境(施設の綺麗さと同僚との関係、仕事の質)は、
国家公務員>都道府県庁公務員>市区町村公務員 となります。
【施設の綺麗さ】
国はお金があるが地方にはないので働く庁舎の綺麗さが違います。
古くなるとすぐに建て替えますし、
机・椅子、その他の備品についてもすぐに新しいものに変えるので職場の中もとてもきれいです。
私は市役所勤務で仕事上国の庁舎に訪れることもありましたが、「国の庁舎はなんでこんなに綺麗なんだ」と毎回感じていました。
綺麗な場所と汚くて古い場所だと働くモチベーションが全然違いますよね。
【同僚との関係・仕事の質】
国家公務員一般行政職は内勤ですが、全国への異動がつきものです。
一方で地方公務員行政職は異動があっても都道府県内どまり。
全国に異動がある場合は、同僚とは生涯一緒にずっと変わらず仕事をするわけではないので、それほど気をつかわなくてもいいのです。その点を見るとはやり国家公務員のほうが気兼ねなく過度なストレスを抱えずに仕事に臨めると言えます。
仕事の質についても、国家公務員一般行政職は都道府県民との接触がない分ストレスを感じずに業務を行うことができるで高いと言えます。雑多な業務ではなく、その都度完結していく業務がほとんどです。
3.公務員の年収
国家公務員>地方公務員の構図がありますが、階級や役職によって一概にそうとはいいきれないところもありますが、ストレスや地位、給料を総合的に考えるとやはり国家公務員が恵まれています。
初任給も国家公務員のほうが地方公務員よりも高く設定されていますし、昇給のスピードも早いため、給料が上がっていくのも早いです。
今回ご紹介した私がおすすめする職種の3つはそれなりに給料も高く、年齢とともに年収も上がっていきます。他の職種と比較して年収が抜きんでているわけではありませんが、仕事の量とストレスの量の低さからすると十分な年収だと考えられます。
公務員の給料についてはこちら↓の記事にも詳しく掲載していますのでよろしければご覧ください。
4.まとめ
公務員の中で私がおすすめする職種は、次の3つです
1位 国家公務員Ⅱ種・Ⅲ種
2位 都道府県庁一般行政職(初級・上級)
3位 市区町村一般行政職(初級・上級)
おすすめする理由は、次の3点です。
仕事のストレスの程度が低い
職場環境が他の職種より恵まれている
年収が高い
公務員になる理由を「やりがい」としている場合はこの限りではありません。
あくまで【そこそこ楽でストレスも少なく、定年まで楽に過ごせる職種】として順位をつけさせて頂きました。
警察や教師とかの職業も選択肢い入ってくるでしょうから、その点はご了承下さい。
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元公務員が教える 警察官採用の実態
私は20歳と22歳の時に複数の都道府県の警察官採用試験を受験した経験があります。合格と不合格の両方を経験しました。
私が受験した時とは違い、現代では採用人数に対して受験者数は激減し、警察官のなり手がかなり少なくなっていると各メディアが報じています。
警察官採用試験の合否のポイントはどこにあるのか?採用後の警察学校の実態を踏まえてご説明いたします。
目 次
1.警察官採用試験
警察官採用試験は高卒程度のB類と大卒程度のA類の2種類の試験に分けれているのが普通です。私は20歳の時に高卒程度、22歳の時に大卒程度の双方の試験を受験した経験があります。
採用試験の難易度は各都道府県によって異なります。私が受験した印象では、警視庁や大都市の試験は難易度が高いように感じました。
大阪府警は例外的にすごく簡単な問題です。しかも他の県と比べて出題数も10問程度少ないです。治安が悪いのでとにかく勉強はそこそこでも人員を確保したいのではないかと思います。
警察官採用試験の日程は各都道府県によって異なる場合が多いですので、複数の警察の試験を受験することが可能です。私の場合は、大阪、京都、兵庫、香川の4つを受験しました。
1.1採用試験の難易度
警察官採用試験は高卒のほうが大卒試験よりも難易度は低く、受かりやすいです。
都道府県でいうとやはり田舎の地方警察の方が試験の難易度は低く設定しています。
私が受験した京都府警と香川県警では雲泥の差でした。京都府警のほうが断然難しかったです。(余談ですが私は京都府警は不合格で香川が合格でした)
高卒程度であれば独学でなんとか一次試験はクリアできますが大卒程度となるとかなりの勉強時間が必要となりますし、独学だけでは難しいですので公務員専門学校との併用をおすすめします。
一次試験突破後は体力テストと面接になりますが、面接では注意が必要です。
私と同じく受験した友人はすごく頭がいい(東大普通に受かるレベル)やつでしたが、面接で「腕立てふせをもう一度目の前でやらせて下さい」と変なことを言って不合格になりました。
面接では決して変なことは言わずに、質問に対して的確にはっきりとした口調で答えた方が無難です。
1.2採用人数はどのくらい?
採用人数はその年によって異なりますが、地方警察で大卒・高卒ともに数十名の採用が通例です。神奈川などの大都市であれば数百人規模の採用が行われる年もあります。
警視庁の試験は地方に在住でも受験することが可能ですので、どうしても警察官に合格したい場合は併せて受験することをおすすめします。
2.警察学校は厳しい?
最近も警察学校をテーマにしたドラマが放送されていましたが、結論から言って警察学校は厳しいです。私は某県警を合格していましたが辞退しました。他の官公庁の試験に受かっていたからです。
私の友人で何名か警察官がいますが、警察学校は相当厳しいと言っていました。
理由は、中途半端な気持ちでは警察官は務まらないため、弱い人間をふるいにかけて辞めさせる必要があるからです。
有事を想定して風呂に1週間入れないのはあたりまえ(女性はきつい)
ごはんは10分で食べなくてはいけない、携帯は没収
教官から殴られるのは日常茶飯事
私の友人もそういった状況に耐えかねて何名かやめています。
最近ではあまりにも途中離脱者が多く、問題になってしまい、警察学校の厳しさが軽減したと友人の警官が言っていました。
警察学校は高卒採用が10ヶ月、大卒採用が6ヶ月です。
高卒も大卒も同じ素人なのになぜ入校期間に差があるのか意味不明です。
3.警察学校での待遇は?
警察学校での在校中でも給与は支給されます。
高卒で18万、大卒で20万程度が毎月支給されます。
警察学校ではお金を使う場所がないので貯まりまくりです。仕事をしていないのに給与が貰えていいと思うかもしれませんが、それ相当に厳しい環境下におかれますのでもらって当然と言えば当然です。
4.警察学校卒業後は?
警察学校卒業後は、全員各地域交番へ配属され、警察官としての基礎を体験していくことになります。経験を積むと、本人の希望と適正によって刑事、交通課等への配属が決まります。
5.まとめ
警察官採用試験は高卒と大卒の2種類に分かれていて、高卒は独学でなんとかなるレベルですが、大卒はそれなりの勉強時間が必要ですし、できたら公務員専門学校と独学の併用をおすすめします。
試験のレベルは各都道府県によって異なり、地方に行くほど簡単になります。また大阪府は例外的にかなり簡単な試験内容を採用しています。どうしても警察官になりたい方は大阪府警の受験は必須です。
二次試験の面接では変な事を言わないように、質問に対してはっきりとした口調で答えるようにしましょう。
警察学校は弱い者をふるいにかけてはじき出すところですので、非常に厳しい日常をおくることとなりますのでかなりの覚悟が必要です。
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公務員試験に合格するための面接対応に必要な3つのポイント
公務員試験に合格するうえでは筆記試験対策は重要ですが、面接試験の対策も非常に重要です。いくら筆記試験が満点でも面接でへんなことを言ったり、自我を出し過ぎると不合格となってしまいます。筆記試験はかなり高得点なのに面接で印象の悪くなるような発言を連発して結果的に不合格となった事例を何人も見てきました。
某市役所にて採用担当を担った経験をもとにどうやったら面接に受かるのか、合格するための面接での重要なポイントは何かをご説明いたします。
目 次
1.合格できる面接の重要な3つのポイント
公務員採用試験への対策は筆記試験のみにとどめている方が大多数ですが、実際は面接の対策も非常に重要です。確かに合格のカギは一次試験の筆記試験が握っていますが、2次試験の面接も大事なのです。面接をあまく見ていたらせっかく筆記で高得点を出しても意味がありません。
面接は一次試験の合格者から変な奴をふるいにかけて落とすための手段です。以下に合格するための面接対策の重要ポイントをご説明いたします。
1.1面接の練習は絶対必要
筆記試験のみの対策では公務員採用試験を突破することは不可能です。
大手の公務員専門学校に通っている方は面接も併せて対策することができますが、独学で勉強している方の多くは、全く知識ゼロの状態で面接に臨んでいます。何の対策もとっていなければほぼ間違いなく面接で落とされます。
独学で勉強している方も絶対面接の練習はする必要があります。
ネットで検索すると公務員面接対策の本が多数出版されているので、それをもとに面接の練習を繰り返し行いましょう。
1.2変な態度や変わった返答はNG
公務員採用試験の面接で一番見られているのは人物像。つまりあたなの人柄や性格です。少しでも「あーこいつ変わってるな」と思われたら終わりだと思ってください。公務員採用では変わった人=個性的な人を嫌う傾向が強いです。
質問への答えは世間一般的な答えでいいのです。無理に自我を出し過ぎてもいけません。答えるときははきはきとしっかりとした口調で丁寧に答えて下さい。
私は某市役所で採用担当をしていた時期がありましたが、変わった返答をする人を何人も見てきましたが、100%不合格でした。
要約すると公務員採用試験の面接で個性はいらないということです。
1.3自分のやる気を見せることが大事
質問に対しては普通の答えでなんら問題ありませんが、さきほど記載したとおり変わった個性は必要ありません。しかし、やはり他の受験者との差をつけるためにはあなたのやる気を見せなくてはいけません。
「私が公務員に採用されたら〇〇なことに情熱をもって国民や住民のために尽力したい」的な。
ここは嘘でもなんでもかまいません。目的は面接を突破して合格を勝ち取ることです。
採用側は公務員としての美しい人物像を欲しがっています。
とにかくあなたの公務員としてのやる気や情熱を説明して下さい。
2.面接裏の事情
面接中もそうですが面接が終わってからも面接官同士の情報が飛び交っています。採用担当時に私がよく耳にした言葉は
①あいつ変わったやつで採用すると危ない
②頭はいいようだけどちょっと変わってる
③受け答えがはっきりしてなくて緊張しすぎていて危なっかしい
④質問への返答が遅く、信用性がない人格だ。採用してもすぐにやめそうだ
⑤個性が強すぎて、採用されてから問題を起こしそうだ
こういった面接官の感想を見るとやはり公務員に個性はいらないという事です。
公務員に危険そうなやつはいらないのです。
面接では積極的にはっきりとした返答が大事ですが個性を出し過ぎると危険です。
3.筆記試験でトップでも不合格
何百人という受験者の中で筆記試験がトップでも面接の印象が良くなければ当然不合格となります。私はそういった人を何人も見てきました。
色何な公務員採用試験の筆記はすべて突破しているのに最終で不合格となる人がかなりいますが、面接の対策をしていないかよほど人格的に変わっているかです。
ですが、心配することはありません。何度も練習を積み重ねれば絶対合格の道は開けてきます。演技でもなんでもいいんです。面接の時に違う人格を形成してもいいです。
合格するためには筆記と合わせて面接対策も重要なのですから。
4.まとめ
公務員採用試験は筆記試験も大事ですが面接も同じぐらい大事です。何も難しいことはなく重要なポイントを押さえておけば必ず合格を勝ち取ることができます。
公務員採用の面接で重要なポイントは以下の3点です。
①面接の練習を絶対しておくこと
②変な態度や質問への変わった返答はNG
③他の受験者との差をつけるために自分のやる気(公務員としての)を見せること
この3つのポイントが面接で合格を勝ち取るために重要です。
そして一番大事なのは、何回も言いましたが、個性を出し過ぎないことです。個性はあってもいいですが、出し過ぎると悪印象となります。そんな強い個性を公務員には求めていません。
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民間企業から公務員に転職する上で大切な3つのポイント
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給与も安定、倒産することもクビになることも全体にない。
時代が変わっても人気職業の公務員。
そんな人気職業の公務員にどうやったら転職できるのか?
ここでは、元地方公務員採用担当の経験をもとに、民間企業から公務員に転職するための効果的な手法を説明いたします。
目 次
1.公務員へ転職する方法
民間企業から公務員への転職は、一般の受験者より有利です。
公務員になるためには公務員採用試験に合格する必要がありますが、地道に努力して勉強すればそれほど難しいものではありません。
1.1公務員へ転職するための採用試験について
公務員になるためには希望の職種の採用試験に合格する必要があります。
一般公募の採用試験を受験するよりも、民間経験者専用の公務員採用試験を実施している場合の方が合格率は上がりますので、まずは民間出身対象者の試験を実施している採用試験を検索して下さい。
ネットで【民間 転職 公務員採用試験】と検索すれば見つかります。
合格するためには、公務員専門学校に行くか独学で勉強するかのどちらかとなりますが、試験内容の難易度はそれほど高いものではないので、地道に時間をかけて勉強すれば問題ありません。
1.2採用試験に向けての勉強
採用試験はなんとかなると言いつつもやはり一定の勉強時間は必要です。
少なくとも半年、可能であれば1年間の勉強時間が必要です。継続して勉強すれば難易度はそれほど高くないので合格の道は開けてきます。
独学で継続して勉強が難しい方は、公務員専門学校をおすすめしますが、民間企業に勤めながら学校に継続的に通うのは難しい方も多いと思いますので自分に合った勉強方法を選択して挑戦してみて下さい。
1.3面接試験に向けての対応
元公務員として採用担当の経験をもつ私の経験では、民間出身の方は面接には強い印象を受けました。一般の受験者よりもはるかに面接官へのうけは良いです。
事実面接裏では「やっぱり、民間企業出身は違うよな~」という好印象の声をよく耳にしましたので間違いありません。
先入観のようなもので、公務員にはない発想と積極性が既に民間の方には備わっていると思い込んでいますので。
面接では自分の思った考えを積極的に話してみて下さい。注意すべき点は天狗になってしゃべらないことです。ここが重要です。生意気なやつだと思われてももったいないですから。スタート時点で民間出身者というだけで優位に立っているのがもったいない結果となってしまいます。
2.公務員採用試験受験の年齢制限
昔は公務員採用試験の受験年齢の上限は30歳までが通例でしたが、最近では幅広い年齢層を受け入れるために50歳を上限にしている職種もあります。
転職を考えるのが遅すぎたとは考えずに一先ずネットで検索してみることをおすすめします。
ちなみに私が以前勤務しておりました市役所では45歳が受験の上限でした。
3.民間企業からの転職はどうなのか?
冒頭でもご説明しましたとおり、一般の受験者よりは有利です。
採用担当や面接官の印象は非常に好印象です。民間出身者の方に期待を寄せているからです。有能な人材を行政も求めているのです。
1次試験の筆記試験を突破するとかなり合格率は高いと言えるでしょう。
面接では、民間企業で培った発想を発揮して頂くだけでOKです。
私が勤務していた某市役所にも民間企業からの転職組がいましたが、職場での受けも非常に良かったです。普通の公務員よりもよっぽど気が利いてスキルもあるし、言うことなしです。ですので自信をもって転職をおすすめします。
4.給与の民間企業との比較
大手の企業と比較すると公務員の給与は決して高くないですが、低くもないです。
生涯年収は3憶円は越えますし、退職金も3千万近くもらえます。
給与以外でも公務員は福利厚生が手厚いですので、トータル的にみると民間企業よりも待遇は良いのではないかと私は思います。
5.仕事は民間に比べて楽なのか?
これもよく聞かれる質問ですが、結論からいうと楽です。私は民間で働いた経験もあるのでわかるのですが、はっきり言って民間とは比較にならないぐらい仕事は少ないし楽です。そもそもノルマもないし、売り上げとかにも影響するものでもないので。
あとは非常に有給休暇がとりやすいです。子供や家族のことで休むとなるとかなり休みやすいです。連休で有給をとるのはあたりまえですし、子供の参観日や看護でも休み放題です。有給は年間で40日あるのですが、けっこうな割合で完全消化している職員が大多数です。
6.まとめ
給与は安定、解雇や倒産もない公務員へ転職する方は増加傾向にあります。民間企業から転職される方も多い世の中ですが、転職へのハードルは決して高くありません。むしろ一般の受験者よりも民間企業出身者のほうがうけがいいです。
受験の年齢制限も高くしている採用職種も数多くあるのでネットで検索して受験する職種を選択してください。
公務員採用試験は決して難易度の高いものではないので継続して勉強できる体制を作りましょう。独学でも結構ですが、公務員専門学校を利用するのも一つの手段です。
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元採用担当が教える 公務員採用試験に絶対合格するための3つの方法
給与は安定、解雇もなし、倒産なしの将来なりたい職業に毎年ランクインする公務員。
公務員に採用されるためには、公務員採用試験を突破しなければなりません。
職員採用担当としての経験をもとに、公務員採用試験に絶対合格するための重要な3つの項目(受験先の選択、勉強方法、面接対策)についてお教えします。
目 次
1.絶対に受かるための受験先の決め方
公務員採用試験に絶対受かるためには、まず受験先(受験する職種、階級など)を絞り込みます。この時点で合否の70%ぐらいが決まります。
自分の能力と照らし合わせて合格できそうな職種、階級を絞り込みましょう。
自分の学力ではとうてい受かりっこないところ受験しても受かるはずはありません。
まずは国家公務員か地方公務員のどちらにするかを決めて下さい。
「〇〇になりたい。」という希望があるなら別ですが。教師になりたいとか。
自身があるなら、国家公務員。
自身がないなら地方公務員。
ちなみに国家公務員のほうが難易度は上です。
国家公務員を選択する場合は、次に職種の選択です。一般行政職、刑務官、管制官etc
地方公務員の場合も同じ。一般行政か教師、警察官etc
あと、身内に公務員がいる方は、同じ職種に受験すると受かりやすいです。
面接とか後々有利に働く場合もありますので。
出身地の行政職を受験するのも合格する確率が上がります。
行政は市町村出身者にはひいき目ですから。
2.採用試験に受かるための勉強方法
この記事は別記事にも記載していますが、結論から言えば公務員専門学校への通学と自主学習の併用です。そして毎日ひたすら反復で公務員専用の問題を解きまくる!
こがれ合格への一番の近道です。
公務員採用試験は、難関国立大学の試験とは違い、努力すれば必ず合格するものです。
試験も選択式ですので難易度はそんなに高くないです。
(国家公務員Ⅰ種は別格ですが)
元採用試験担当だった私の経験から、試験の正解率85%だと一次試験は合格。
受験者のレベルが低いと合格ラインが下がりますのでその場合は70%。
3.採用試験に受かるための面接対策
筆記さえできていれば合格するだろうというあまい考えは捨てて下さい。
いくら一次試験が高得点、上位でも面接で落とされます。
面接で一次試験の得点を上積みするのではなく、変な人をふるいにかけて落とすための面接だと思ってください。
採用担当だった私がそういったケースを何度も見てきましたから本当です。
基本的に行政は個性を望んでいません、むしろ嫌っています。
面接で個性を出そうとすれば、「こいつ変な奴であぶないかも」と思われてしまいます。面接では絶対に変なことは言わないで下さい。
質問に対してははっきりとした口調で、世間一般的な回答でOKです。
4.まとめ
公務員採用試験に合格するためには、受験先の決定、勉強方法、面接対策の3つが重要です。自分の学力にあった職種を選択し、公務員専門学校に通いながら自主学習もして、問題集を反復練習することが合格への近道です。努力次第でなんとかなるのが公務員採用試験です。あきらめずに努力してひたすら勉強しましょう。
面接では絶対に変なことを言わないようにしましょう。個性は必要ないですので、一般的な回答ではっきりとした口調で答えましょう。
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元採用担当が教える公務員になるための効果的な方法
不況の際は必ずといっていいほど公務員志願者が増大します。
倒産もなく生涯安定した給与をもらい、福利厚生も手厚い公務員。
公務員になるための効果的な方法をお教えします。
目 次
1.公務員の倍率はどのぐらい?
超難関と言われていた公務員試験ですが、近年景気が上向いた関係と公務員志向の人が少なくなってきている事から、競争倍率もおちつきつつあります。
とはいってもやはり人気職業の公務員。倍率は他の職種と比較しても高いです。
私(元市役所職員)が受験した時は採用枠5人に対して、受験者数300人
実に倍率60倍!
希望の職種によりますが、倍率は10~20倍が平均。
2.公務員試験の勉強方法
公務員試験に受かるためには当然勉強が必要です。
勉強方法としては、2通り。
自力学習or公務員学校or両方
私の場合は前者の自力学習でした。ですがそんなにあまくなく、かなり辛かったです。
ですが頑張ればなんとかなります!
自力で難関の公務員試験を乗り切るためには、
①どんな誘惑にも負けず、継続的に勉強ができる人
②ある程度の自頭があり、人に聞かなくても理解できる人
この2つの条件を満たした人物でなくてはいけません。
簡単そうでこれがなかなかハードルが高いんです。
学生ならまだしも、社会人だと飲み会や友人からの誘い。様々な誘惑がありますすので大半の方は勉強を継続できず、途中で挫折してしまいます。
私も何度も途中で挫折しそうになりました。継続は力なりといいますが、自力学習の継続は簡単ではないのです。
絶対に試験に受かってやるという強い気持ちが大切です。
自力学習では受からないわけではないので諦めないことです。
自力で合格を目指す方は、公務員試験用の参考書、問題集をネットや書店で購入して、反復学習して下さい。
公務員試験の日程は職種によってまちまちですが、試験日の少なくとも半年前。
ベストは一年前から勉強をスタートさせて下さい。
試験合格の近道はいかにインプットした教養を効率よくアウトプットできるかです。すなわち、問題集をいかにやり込めるかが鍵となります。
試験日の3ヶ月前からは問題集のみの勉強に切り替えて、徹底的に問題を解きまくって下さい。
勉強方法の私のオススメは、
自力学習と公務員学校の併用です。
自力学習で基礎を徹底的に叩き込み、公務員学校で効率的な問題の解き方のテクニックを学び、過去問題をやりこむ。
公務員学校は、たくさんの生徒がいるため、学習スピードも早く、自分に合わせた勉強は困難です。やみくもに公務員学校に行っても成果はでません。
大切な事は、公務員学校で学ぶ前にある程度の学力を自力で養っておくことです。そうすることで、確実に公務員学校での学習が身につき、高い学力を身につけることができるのです。
公務員学校はネットで検索すろと大手の学校を簡単に探すことができます。
合格実績が多く、授業料が平均的なとこらを選ぶと良いです。
次に勉強時間ですが、私の場合は大学4年の時に1日3時間程度。
自分で言うのもなんですが、基礎学力はある程度身についていたので、高校、大学で習った箇所の若干の復習と問題集をこなす毎日でした。
試験日まで日数がらあまりない人は、とりあえず、問題集のみをひたすら解いていきましょう。
公務員試験大卒(上級)は一般教養と専門科目(一部なし)が課せられます。
一般教養とは、高校で習った社会、数学、理科等の内容。
専門科目は、行政事務系(マクロ経済等)、人間科学系(心理学等)、技術系(建築等)に分かれます。
専門科目は大卒向けの国家公務員試験や都道府県庁等いおいて出題されます。
逆にこれ以外は教養科目のみと考えて結構です。
また、教養科目(一般知能、一般知識)の出門数は40問。
合格ラインはズバリ、70%~85% の正解率。
確実な合格ラインは、85%です。
元採用担当だった私の経験からすると、この合格ラインは試験毎に変わります。
全受験者の平均点が低ければ、合格ラインも下がりますし、その逆もあり得ます。
さて、本題の効果的な勉強方法ですが、
私の持論では、教養問題のうち、一番力を入れるのは一般教養(一般知能&一般知識)のうち、一般知識(高校で習った社会、理科、数学なと)。
一般知能は、努力でなんとかなるものではありません。(ある程度はなるかも)
逆に言えば、自頭さえよければ満点がとれます。
自頭でどうにかならないのが、一般知識です。
一般知識の問題数は40問中13問。
全問40問のうち約32%。これを正確に答えれるかどうかが合否のカギ。
一般知識で満点をとる人が合格できるのです。
①暗記ものである一般知識にウェイトを置いて勉強する(全勉強時間の6割)
②余った時間で一般知能を反復練習(全勉強時間の4割)
この6:4の法則に基づき学習することが効果的な方法です。
余談ですが、2次試験以降の面接で変なことや変わったことを言って変に自己アピールすることだけはやめて下さい。
一発で不合格です。(点数は高いのにそれが理由で不合格となる人を何人も見ました)
3.公務員試験の難易度は?
公務員試験は、国家公務員一種が最も難易度が高く、地方の小規模自治体の初級が最も難易度が低い。
国家公務員の行政職は、Ⅰ種>Ⅱ種>Ⅲ種の順です。
地方公務員は、上級>中級>初級の順。
国家公務員よりも地方公務員のほうが試験の難易度も下。
自身の能力に合わせてどちらを受験するかを見極めて下さい。
とにかく公務員になりたいけど、勉強には自信がない方は、初級の公務員試験を狙うといいです。試験問題も高卒程度なのでしっかりと勉強すると合格の道は開けます。
ちなみに国家公務員一種に合格できるのは一握りで、合格者はキャリア官僚として国を動かす役割を担います。
合格者のほとんどが東大、京大、阪大、九州大などの旧帝国大卒の秀才ばかりです。
4.公務員採用にコネはあるのか?
これもよく話題になりますが。
結論から言うと完全にコネで採用できる場合はありません。
筆記試験がある以上、コネではなんとかできないからです。
しかし、一次試験に合格したあとはわかりませんが。
筆記試験後は面接ですから、人間の心情が入る余地はあると思います。
5.合格するための一番効果的な方法
公務員ならなんでもよくて、とにかく公務員に採用されたい方。
①⇒④の手順で受験先を決めて下さい。
①全国の地方自治体のうち人口が少ない市町村を10ヵ所選別
②初級(高卒程度)の採用試験を実施している市町村を選別
③前年の競争倍率を調査
④競争倍率が低く、初級を採用している市町村を決めて受験
※受験先の市町村はできたら自分とゆかりのある土地がベターです。
合格する確率がグッと上がります。
6.まとめ
公務員になるためには、職種に合わせた採用試験に合格する必要があります。
試験勉強は、自力学習と公務員学校の2択がらありますが、オススメは、自力学習と公務員学校の併用です。
試験に合格するためには、短期ではなく最低でも半年は必要ですので、根気よく学習に取り組みましょう。
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公務員にはどんな種類があるのか?
公務員を志している方、公務員になりたいけど、どの職種を受験するか迷っている方。
そんな方々や漠然と公務員の職種について知りたい方のために簡単に公務員の職種について説明します。
1.国家公務員と地方公務員
公務員とは難しく言うと公共の福祉に尽力する仕事。
簡単に言うと国民や住民ののために働く仕事。
また、世間でよく言われているのが、倒産も解雇もなく、不況の波風を一切受けずに生涯にわたって安定した生活をおくれるのが公務員。
公務員は大きく二つのカテゴリに分離されます
国のために働く【国家公務員】
地方のために働く【地方公務員】
私自身は、地方公務員として某市役所に20年勤務(今は投資家?ですが)
一言に公務員といっても本当に数多くの種類があります。
【国家公務員】
・国の各省庁に勤務する公務員
・検察官、裁判官
・検察庁事務官、裁判所事務官
・刑務官
・国税専門官、労働基準監督官等
【地方公務員】
・各官公庁職員(市役所等)
・教職員 ・警察官
・消防士
・保育士 etc
このように聞いた事があるような職種だと思いますが、代表的な公務員を記載しました。
国家公務員と地方公務員の仕事の違いはズバリ誰を相手に仕事をしているかです
国家公務員は、自国の利益(国民の利益)や外国から国を守るための仕事。
地方公務員は、地域住民や府県民を相手にした住民サービス等を提供する仕事
公務員の数はどのくらいかというと
国家公務員64万人
地方公務員275万人
なんだか多いような、少ないような。ピンとこないかもしれませんが、
昔と比べると人口減少によって公務員の数は大きく減少しています。
私的にはまだまだ多いと思いますが。
余談ですが、民間に委託できる業務はまだまだ数多くあり、経費節減のためにも公務員数をもっと減らすべきだと考えます。
2.就職するなら国と地方、どっちが選ぶべきか?
公務員は安定しているし、仕事が楽そうとよく言われます。
これも国民のイメージだから仕方ないですが、正直言うと決して楽なわけではなく、職種や業務の役割によって仕事量は大きく変わります。
激務で徹夜続きの職種や有給休暇を消化できる安定的な業務量の職種まで様々。
民間とは違いノルマ的なものがないので確かに業務量は少ないかもしれませんが、職業上、どうしても受け身にならざるを得ないことが多いため、精神的に病んで途中退職する方も年々増加傾向にあります。
国家公務員と地方公務員とでは業務の対象が大きく異なるため、どちらが楽とは言い切れませんが、直接的に住民等との関わりのない国家公務員のほうが精神的なストレスは少ないかもしれません。
ですが反対に職場内部における仕事のプレッシャーは、国家公務員の方が大きいと思われます。
また、国家公務員は出世レースが強烈に展開されますが、地方公務員はないこともないですが、それほどまでに露骨に展開されることはありません。
警察官以外の地方公務員は年功序列での出世を採用しているケースがほとんどです。
私は年功序列による昇給制度を採用している旧態依然の体質は、国民への公共の福祉に悪影響を及ぼしているものと考えています。
言葉は悪いですが、仕事をやってもやらなくてもある年齢がきたら、自動的に全員昇給するのですから。
モチベーションや熱意が沸き上がるはずがありません。
これらの事を踏まえ、これから公務員を目指そうとしている方は、自分がいった何のため、誰のために公務員になりたいかを考えてから職種を選択することが大変重要です。
対人関係が苦手な方は、国家公務員の一択です!
人とのコミュニケーションが得意で、現場向きな方は、地方公務員です!
3.公務員は事務系と現場系にわかれる
公務員は大きく分けて事務or現場。
事務系が大半で現場系は少なめ。
以下が主な現場系↓
刑務官、護衛官、航空管制官、警察官、消防士、保育士、教員(事務と現場双方)
これ以外の大半が事務系です。
わかるかと思いますが、現場系は、
「自分が手足となって動いて何とかしてやる!」
というような非常に熱い想いをもった人に向いています。
事務系の主なものは。
各省庁の職員、官公庁(都道府県庁・役所)の職員、学校関係の事務職員 など
事務系は、そこまで熱い想いをもった人はいないです。(中にはいますが)
これぞザ・公務員と言われるのは事務系の方々です。
余談ですが、出世のスピードが早いのは現場系よりも事務系です。
逆に言うと事務系は出世レースがありますので職場では仲良くといった感じで仕事はできません。
4.まとめ
公務員は大きく分けて国家公務員と地方公務員にわかれます。
双方役割があって、国のために働くか地方のために働くかの違いがあります。
どちらにしても国民のために尽くす仕事に変わりはありません。
また、公務員には現場系と事務系があり、どちらにもメリットデメリットがありますが、どちらが自分に合っているかを見極めて受験するようにしましょう。
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