だれもが驚く公務員の恵まれた福利厚生の実態
倒産も解雇もなく、安定した収入も確約されていて様々な面で手厚い待遇の公務員。
保険、有給、各種手当も様々。公務員は実際どんな待遇を受けているのかを解説。
これから公務員を目指そうとしている方は是非参考材料にして下さい。
目 次
- 1.有給休暇は何日あるのか?
- 2.健康保険は何に入っているのか?
- 3.公務員の生命保険、医療保険について
- 4.公務員の手当は何があるのか?
- 5.公務員共済って何だ?
- 6.公務員の年金はいくら?
- 7.まとめ
1.有給休暇は何日あるのか?
・有給休暇40日
・夏期休暇5日
この他にも病休というやつがあって、2ヶ月間であれば満額支給。
有給休暇は一般的な企業と変わらないと思いますが、休みをとりやすいのが公務員!
まとめて1週間の休みをとることも簡単!(さすがに目の前の仕事は片づける)
夏期休暇は、盆休みと同じで夏の期間にまとめてとります。
ちなみに有給休暇が消化できなかった場合は、翌年へ繰り越しますのでご安心を。
2.健康保険は何に入っているのか?
自営業の方は、国民健康保険。
会社員は協会けんぽ保険。
公務員は、公務員共済保険。
他と比べて特に何か凄いサービスがつくわけではりません。
一昔前は、図書券とか数万円/年間配られていました。
3.公務員の生命保険、医療保険について
公務員専用の生命保険や医療保険があるのを知っていますか?
公務員共済保険といって、公務員みんなで支えあう保険なんです。
みんなで支えあうから掛け金は安い!
一番凄いのが、掛け金の半額が戻ってくるところです。
まず、生命保険の場合、年齢にもよりますが、月々の掛け金が
3千円~6千円程度。年間3万~7万円ですが、
半分戻ってくるので実質2万~4万。
生命保険の保障はというと、なんと最大7千万!
実質の月々の掛け金が1,500円~3,000円でこの保障はすごいと思います。
次に医療保険ですが、月額1,000円の実質掛け金で入院日額5,000円が保障されます。
4.公務員の手当は何があるのか?
他の業種はあまり知らないので一般行政職について記載します
・扶養手当(6,500円/人)
・住居手当(家賃の半額上限)
・管理職手当(2~5万)
・寒冷地手当(寒いとこに勤務している人)
・残業手当(時給×1.25~165倍×時間数 基本給を超える月はザラにある)
・旅費支給(距離によって日当支給、宿泊の場合は+α)
個人的には最後の【旅費】って何?って現職中はずっと思ってました。
基本給以外の給料の他に出張に行ったからお金くれるってなんかおかしくない?
勤務時間外ならともかく、勤務時間内に出張したものも対象って、
どんだけ手厚いんですか!
余談ですが警察官とかは上記の他にめっちゃ手当があります。
取り締まり時の手当や死体搬送時の手当まで。ほんとにことこまかく設定されていてびっくりです。
他にも消防士とかは危険手当、夜勤手当。
教師は、教職員特別手当←教師は特別だからっていう意味のわからない手当
やっぱり手当っていうか、忙しい時期の公務員の残業代は凄まじい!
月額10万、20万はあたり前。上限は一応あるが、ほとんど青天井!
多い時は残業代だけて年間300万はいく時もあります。
貰っている人で生涯受け取る残業代は実に数千万円にのぼる場合もあります。
残業する事はあまり良いとは言えませんが、肉体労働ではないので、精神的にお強い方は家計を支える心強い収入と言えるでしょう。
5.公務員共済って何だ?
公務員と私立学校教職員を対象とした社会保険組合です。
国家公務員は、国家公務員共済
地方公務員は、地方公務員共済 にそれぞれ加入しています。
共済のサービスは、
・健康保険、年金関係
・人間ドックの一部費用負担(自己負担5千円ぐらい)
・日本国内ホテルの宿泊費助成(すごく安く泊まれる)
・資金貸付など(一般の銀行よりも低金利でお金を借りることができます)
6.公務員の年金はいくら?
福利厚生ではないですが、年金の支給額について少し触れておきます。
既に定年を迎えた団塊の世代の方々は、
30万/月
ですが、これから公務員になられる方、もしくは在職中の方は、
15万~20万/月ぐらいになります。
定年後は、子供も巣立っているでしょうから、これで十分でしょう。
ご夫婦が公務員の場合は月額30~40万にはなりますから余力のある生活をおくることができるでしょう。
7.まとめ
なんだかんだ言ってやっぱり福利厚生がしっかりしている公務員。
保険も年金もそこそこに安定。
保険は公務員同士で支えあっているから掛け金が民間よりかなり安く、死亡時の保障金最大7,000万円もかなり多い公務員。もしもの時にも残された家族は安心です。
扶養手当、通勤手当等各種手当の他にも公務員ならではの色々あ手当があって職種によってその種類はまちまちですが、民間と比較しても手厚い待遇を受けているのは間違いなしです!
これから公務員を目指そうとしている方は、安定だけでなくこういった保障の部分を踏まえて公務員を就職先として考える判断材料として下さい。
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