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元税務担当が教える税務調査を乗り切る4つの重要ポイント

 

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元市役所職員として税務を担当した経験をもとに事業者の誰もが恐れる税務調査の乗り切り方をご説明いたします。無難に税務調査を乗り切るための重要な4つのポイントに焦点をあてて記載しますのでご参考にして下さい。

 

目 次

 

1.税務調査の乗り切り方

事業主の方の大多数が恐れる税務署の税務調査はできたら受けたくないものだと誰もが考えるでしょう。しかし、実際に対象となると避けては通れません。

事前に対策をしておけば全然こわくない税務調査ですが、ここでは無難に税務調査を乗り切るための重要な4つのポイントを説明いたします。

 

1.1知りあいを作って事前情報を入手

居住地の役所の税務担当若しくは税務署の職員に仲のいい友人を作っておきましょう。

3つの重要なポイントの一つですが、実はこれが一番重要です。

事前に税務調査の情報を入手できれば調査への対策に時間をたくさんかけることができます。

 

役所と税務署はツーツーツーなのでどちらかに知り合いを作っておけばOKです。

詳細は教えてくれないにしても、税務調査の対象になっているかどうかぐらいは事前に教えてくれます。

 

1.2専属の税理士を雇う

税理士がついているかどうかで税務署の印象は大きく違います。

確定申告書に税理士の名前が載っているだけで税務調査を回避できる確率も上がりますし、税理士は税務調査の専門家でもありますので税務調査もスムーズに進みます。

 

税理士に頼む場合は、年間を通して経理チェックをお願いする場合と、年度末に申告書の作成とチェックをお願いする2パターンがありますので、ご自身で良い方をご選択ください。経費の項目が多くないのであれば年度末の1回のチェックで問題ないです。

もう一つの方法は、商工会お抱えの税理士に頼む方法です。

 

1.3必要書類は事前に用意

帳簿関係書類をそろえておくことは必須です。

給与支払い書類、領収書、タイムカード、雇用契約書、扶養控除申告書、納品書、決算書、収支内訳書等最低限度必要な書類はそろえておいて下さい。

 

1.4絶対にごまかさない、言い訳をしないこと

税務調査が入って、経理が雑でつっこみどころまんさいの事業者でいいわけばかりする方がいますが、はっかりいって悪印象しか持たれません。

税務署の職員もそんな事業者には冷たく厳しい態度をとるでしょう。

ある程度は税務署の職員の言うことを聞いて納得するしかないし、それが無難です。

 

基本的に嘘、いつわりがなければ税務調査はスムーズに進みます。所得隠しや隠ぺいがあるとがっつり調査されます。

 

2.税務調査の日程

税務署の職員や地方公共団体の税務職員に知り合いや友人がいれば事前に税務調査の対象になっているかどうかぐらいは教えてくれます。ですが、詳細な日程は教えてくれません。

 

税務調査は予告なしに突然訪れますが、当日いきなり調査が入るわけでもありません。1週間前には連絡がきますのでご安心下さい。

 

3.まとめ

事業者の誰もが恐れる税務調査ですが、事前に対策をとっていればなんら恐れることはありません。税務調査を乗り切るためには以下の4つのポイントが重要です。

①税務署や役所の税務担当に知り合いを作って事前に情報を入手

②専属の税理士を雇って税務署の信用を得ておく

③帳簿書類は最低限度そろえておく

④嘘を言ったり隠ぺいしたりしないこと

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